ハーレーの電動バイクからは、エンジン音の代わりに「新しい音」が聞こえてくる
ハーレーダビッドソンが電動バイクの市販モデルを発表したらしい。
この秋に発売予定の「LiveWire」からはハーレーらしいエンジン音こそなりを潜めているが、パワフルで決して“退屈”することのないマシンのようらしい
ハーレーが考えるバイクの未来とは、いったいどのようなものになっていくのか?
自動車メーカーに運転の未来について尋ねれば、バッテリーやゼロエミッション、強大なトルクの瞬発力、そしてまだ十分ではない充電インフラへの懸念といった話が出てくるだろう。しかし、この道がどこへ続くかを見届けるには、4輪の上だけでものごとを考えることもないはず
ハーレーダビッドソンが電動バイクの「LiveWire(ライヴワイヤー)」の先行予約を始めると発表したぞ〜^_^
この秋に29,799ドル(約325万円)で発売するんだって
まー ソコソコのお値段で(*≧∀≦*)
轟音なしでも退屈させないマシン
オートバイでバッテリーを機能させるという技術的な問題のほかにも、ハーレーには対処すべき2つの問題があるだろう
あの轟音を放つエンジンのないバイクなんて、制限速度できっちり流すだけの退屈なマシンだ──と言いかねないハーレーのファンたちを、まずは説得しなければならないはず
そして新規顧客となりうる人々には、ハーレー乗りになるうえでタトゥーや鷹の紋章入りレザージャケットが必要というわけではないと、理解してもらう必要がある。
ハーレーは筋金入りのファンのために、ロードサイドにあるダイナーの駐車場に並ぶバイクのなかで、LiveWireがバイク界のプリウスのような目立ち方をしないようにデザインしたんだって。そしてテスラが自動車でそうしたように、ハーレーは電気モーターがバイクの運転をこれまで以上に面白くするであろうライダーたちに示そうとしているらしい
LiveWireは、モーターならではの強いトルクが瞬時に得られ、停止状態から時速60マイル(同約96km)まで3.5秒で加速する。1回の充電で110マイル(約177km)を走行し、バッテリーは自動車で使われるものと同じコネクターから素早く充電できる。
リチウムイオン電池は、ライダーの両膝の間に収まるハウジングに設けられたアルミダイキャストのフィンで冷却される。このため一見すると空冷エンジンのようだ。モーターやバッテリーはフレームの低い位置にあるため、重心がアスファルトに近い位置で維持され、ハンドル操作やコントロールの妨げにならない。これは停止時にバイクのバランスをとるのにも都合がいい。
エンジン音の代わりに聞こえる「新しい音」
ハーレーが獲得を期待している新規顧客のために、同社は電動バイクがどれほど運転しやすいものであるかを強調している。
クラッチもギアシフトもなく、ただスロットルを回せば走る。そして電気自動車(EV)と同様に、速度を落とすときには回生ブレーキがかかり、バッテリーに充電される。これによって渋滞時のノロノロ運転への対応も楽になる。
もちろん、コネクテッド機能やアプリも搭載されている。バイクに何かいたずらされることがあれば遠隔で確認でき、窃盗警報が直に携帯電話に届く。
バイクのエンジンの爆音は安全に役立つと主張するライダーたちを黙らせるために、LiveWireは完全な無音ではない。ジャガーが電気SUV「I-PACE」でそうしたように、ハーレーは新たなサウンドをつくり、走行している速度がライダーや周囲の人々にも伝わるようにしたのだ。プレスリリースによると、それは「速度が増すにつれて高さや大きさが上昇し、LiveWireの滑らかな電気出力を表現する新たなサウンド」
電動バイクを販売するのはハーレーだけではない。Zero Motorcycles(ゼロ・モーターサイクルズ)が警察や軍用モデルを含む4モデルを販売しており、最近も「SR/F」という新モデルを発表したばかりだ。
そしてハーレーはCESを訪れるテクノロジーに詳しい人々に、LiveWireは同ブランドにとって新たに戦略のスタートにすぎないことを知ってほしいと語っている。
しかし、電気によるモビリティ革命が、必ずしも自動車だけによるものではないことを示しているのは間違いないはず。
自分はまだまだ考えが古いのか
爆音響かせるハーレー・ローライダーが
大好きですね〜 ( ^ω^ )